現場からの声〜monitor reports 

モニターレポートが届きました!

・1/20 クラシックの未知なる世界
    【1/20:「暮らしへのクラシック~音楽の新しい味わいかた」レポート】

・1/22 つながりを感じる
    【1/22:「グリーフタイム」レポート】

・1/30 俳句映像を楽しむ
    【1/30:「remoscope workshop in 天王寺七坂」のレポート】

・1/14 観劇レポート
    【1/14:満月動物園『太陽物語』のレポート】

・1/22 「死」や「別れ」と向き合う、いい時間
    【1/22:「グリーフタイム」のレポート】

・1/20 背景を知りながら聴く
    【1/20:「暮らしへのクラシック」のレポート】

・1/18 共感による現場主義の営み
    【1/18:「お寺MEETING」のレポート】
 
・1/18 「諸法無我」との出会い
    【1/18:「お寺MEETING」のレポート】

・1/17 自分と向かい合う時間~
    【1/17 箱庭小庭~自己との対話のレポート】

・1/17 たった20分で
    【1/17 箱庭小庭~自己との対話のレポート】

・1/17 綿が勝手に伸びていく
    【1/17:「16年目の1.17」のレポート】

・1/17 “当たり前”に甘んじている
    【1/17:「16年目の1.17」のレポート】

・1/13 應典院が変身・・・
    【会場空間構成「ひび・たえまなく・いとなみ・・・」レポート】

・1/13 シアトリカル應典院での観劇久しぶり
    【1/16:満月動物園「太陽物語」のレポート】

・1/13 チンプンカンプンもまた楽し
    【1/13:耕読会in應典院のレポート】



2010/2011のモニターレポート

にて更新中です。

1/13〜30【2/3/総括会議】:コモンズフェスタ2010/2010「onとoffのスイッチ~私をひらく6つのチカラ」概要

「コモンズフェスタ」とは1998年から應典院にて開催されているアートと社会活動のための総合文化祭です。毎年掲げられた固有の
テーマに即し、各種、トークイベント、演劇、展示、ワークショップが展開されます。


昨年は阪神・淡路大震災15年という年に、若者を中心とした「私」と「社会」のつながり方(編集力)に着目しました。そして、ともに考え、こたえをつくる、そうしてよりよいあしたを見つめるということに迫りました。また、人のうごきに根ざす思いが、あそび心を交えて受け止められ、他者とであう契機となることも確認しました。そこで今年度もまた、悲しみや楽しみをみつめ、その意味をつづり、豊かな関係性をつむぐ、大切な時間をあなたへ贈ります。

今年のテーマは「onとoffのスイッチ ~私をひらく6つのチカラ」。日常と非日常、仕事と暮らし、ネットとリアル、起きると寝る、そして生と死…。私たちは何気なく、オンとオフのモードの切り替えをしながら、日々、ひと・かね・ものに触れてきています。今回はそうして「モード」の変化を支える要素に着目します。

6つのチカラとは、きおく、かたり、ちかい、ばしょ、かたち、からだ。これらに対して、トーク(レクチャー・ワークショップ・シンポジウム)、演劇、展示、映像、音楽、そしてインターネットメディアなど6つの方法で接近していきます。ご期待下さい。

【プログラム一覧】
 1/13〜30《展示》会場空間構成〔ひび・たえまなく・いとなみ…〕
 1/13《トーク》耕読会in應典院 〜ルーマン『システム理論入門』
 1/14〜16《演劇》満月動物園「太陽物語」
 1/17《ワークショップ》16年目の1.17
 1/17・25・30《ワークショップ》箱庭小庭〜自己との対話
 1/18《トーク》お寺MEETING vol.2「なぜ宗教者がホームレス支援なのか」
 1/20《音楽》暮らしへのクラシック〜音楽の新しい味わいかた
 1/21〜23《演劇》劇団大阪新撰組「吸血姫」
 1/22・30《ワークショップ》参加型公開リサーチ&イラスト制作プログラム「ひとつだけ」
 1/22《ワークショップ》グリーフタイム
 1/24《ワークショップ》おとな(へ)のスイッチ〜もうひとつの成人式
 1/25・26《演劇・ワークショップ》fence works「プレイバックシアター」
 1/26《ワークショップ》詩の学校
 1/27《トーク》まちづくりゼミナール〜「かっこよさ」の復権へ
 1/28《トーク》ソーシャル・イノベーションセミナー
 1/30《映像・ワークショップ》remoscope workshop in 天王寺七坂
 1/30《クロージングトーク》<いのち>を支える三角関係

【フライヤー(3つ折チラシ)のダウンロードはこちら

俳句映像を楽しむ【1/30 「remoscope workshop in 天王寺七坂」のレポート】

“NPO法人remo/記録と表現とメディアのための組織”が、「オープン台地 in OSAKA -上町台地の生活鑑賞ツアーコレクション-」参加プログラムの一環として開催した「remoscope workshop in 天王寺七坂」。

remoscopeとはremoが考案した映像ワークショップで、制作された映像作品をみんなで鑑賞し句会のように楽しむもの。
その手法は、「固定カメラ/無音/無加工/無編集/ズーム無し/最長1分」の6つのリュミエール・ルールと呼ばれるルールに則って、應典院付近の風景を好きな場所・アングルで各々の視点で切り取ってカメラに収めていきます。

始まる前は素人がカメラワークなしで撮った映像など面白いのだろうか・・・と疑心暗鬼でしたが、いざ撮り出すとこれが面白い。
1分と決められたことで、まずじっと動かないカメラに堪えられる「絵になる場所」を探す。そして好きなアングルに合わせ固定された画面をじっとみていると・・・思いも掛けない映像(出来事)が飛び込んできたり、反対に狙ったような映像にならなかったり。
この「思いがけなさ」と「思い通りにいかなさ」故、どんどんと引き込まれて、あっという間に午前の部終了。
部屋に戻った参加者は一番のお気に入りを選んでお互いに発表です。

音もない。
カメラワークもない。
編集もない。
たった1分。

「何か起こるのでないか」と見つめる1分は「何か起こってもドラマ」、「何も起こらなくてもドラマ」でありました。
そして、カメラというフィルターを通すだけで随分と日常見ているものが様変わりして見えることを再認識しました。


日常であることは実はとてもドラマティックなことなのかもしれない。
などとほくそ笑みたくなる、remoscope workshop in 天王寺七坂でした。

クロージングトーク 〜<いのち>を支える三角関係


18日間にわたるフェスティバルの最後を飾るのが「<いのち>を支える三角関係」と題したトークセッション。表現・創造・支援の3つの切り口から、今回のコモンズフェスタの意味を改めて紐解きます。

表現の三角関係:人が活きるステージを創る
・戒田竜治(演出家・劇作家:満月動物園)「儀式を敬う」
・高島奈々(舞台美術家:七色夢想)「目の前に表す」
・山口洋典(アートマネージャー:應典院寺町倶楽部)「思いを届ける」

創造の三角関係:生活の技術を究める
・熊野英介(経営者:公益財団法人信頼資本財団)「手間をかける」
・山口(中上)悦子(医師:大阪市立大学病院)「改めて<みんな>で動く」
・山田實(活動家:NPO釜ヶ崎支援機構)「風景を数字で語る」

支援の三角関係:語りを待ち信じる
・秋田光彦(僧侶:浄土宗大蓮寺・應典院)「文化を引き継ぐ」
・尾角光美(自死遺児:Live on)「悲しみに寄り添う」
・新川達郎(研究者:同志社大学)「知恵を紡ぐ」

参加者には特製のバッジを進呈。

○日時 1月30日(日) 15:00〜18:15

○会場 應典院
    大阪市天王寺区下寺町1-1-27
    電話06-6771-7641
 *地下鉄谷町9丁目から西へ、日本橋駅から東へ徒歩7分。

○参加費 100円/予約不要

○定員 なし

○お申し込み
「上町台地.cotocoto」
http://uemachi.cotocoto.jp/event/45258
應典院寺町倶楽部
FAX(06-6770-3147)、電話(06-6771-7641)

remoscope workshop in 天王寺七坂

NPO法人remoによって考案された「固定カメラ/無音/無加工/無編集/ズーム無し/最長1分」で映像を撮影するワークショップ。生と死が対話する上町台地の特に天王寺七坂界隈にて、これまでの暮らしの記憶を紐解き直しながら、さまざまな視点で切り取って作品をつくり、句会のように鑑賞しあいます。(機材は用意いたします)
*上町台地マイルドHOPEゾーン協議会主催「オープン台地」プログラム
(企画:remo[記録と表現とメディアのための組織])

○日時 1月30日(日)  10:00〜15:00

○会場 應典院
    大阪市天王寺区下寺町1-1-27
    電話06-6771-7641
 *地下鉄谷町9丁目から西へ、日本橋駅から東へ徒歩7分。

○参加費 無料/要予約

○定員 10名

○お申し込み
「上町台地.cotocoto」(http://uemachi.cotocoto.jp/event/45251
應典院寺町倶楽部
FAX(06-6770-3147)、電話(06-6771-7641)

ソーシャル・イノベーションセミナー

社会変革や社会革新などと訳される「ソーシャル・イノベーション」。同志社大学大学院総合政策科学研究科のソーシャル・イノベーション研究コースでは、それを「世直しと人助け」と呼んでいます。今回、そのコースに学ぶ院生と教員らがセミナーを企画。テーマは「地域を支える公共性の新しいかたち:コミュニケーションデザインの観点から」。
*同志社校友会大阪支部・産官学部会(LCC)主催プロジェクト・ラボ

○日時 1月28日(金)  18:30〜20:00

○会場 應典院
    大阪市天王寺区下寺町1-1-27
    電話06-6771-7641
 *地下鉄谷町9丁目から西へ、日本橋駅から東へ徒歩7分。

○参加費 1000円/予約優先

○定員 なし

○お申し込み
「上町台地.cotocoto」
http://uemachi.cotocoto.jp/event/45254
應典院寺町倶楽部
FAX(06-6770-3147)、電話(06-6771-7641)

まちづくりゼミナール〜「かっこよさ」の復権へ


かっこよく生きる、思いやりを抱いて生きる上で、必要なのは自己と他者への「愛」。2009年度のコモンズフェスタにて空間構成「トランスパブリック」と行動展示「エクソダス」を手がけた花村周寛さん(♭主宰)をゲストに迎え、「愛」のバランスについて語り合います。聞き手は公共性を専門とする社会学者・関嘉寛さん(関西学院大学社会学部准教授)

○日時 1月27日(木)  18:30〜20:30

○会場 應典院
    大阪市天王寺区下寺町1-1-27
    電話06-6771-7641
 *地下鉄谷町9丁目から西へ、日本橋駅から東へ徒歩7分。

○参加費 500円/予約不要

○定員 なし

○お申し込み
「上町台地.cotocoto」
http://uemachi.cotocoto.jp/event/45253
應典院寺町倶楽部
FAX(06-6770-3147)、電話(06-6771-7641)

詩の学校


詩と死は同じ「シ」と読み、詩は「ごんべん」に「寺」と書く…。詩人・上田假奈代さんによる「詩の学校」も、應典院で開催されて13年目を数えます。「生と死」「悲しみと喪失」を言葉にすべく、今回は初めての本堂ホールでの開催。筆記用具、ノートか紙を持参。ファシリテーターは詩人の上田假奈代さん(NPO法人こえとことばとこころの部屋[cocoroom]代表)

○日時 1月26日(水)  19:00〜21:30

○会場 應典院
    大阪市天王寺区下寺町1-1-27
    電話06-6771-7641
 *地下鉄谷町9丁目から西へ、日本橋駅から東へ徒歩7分。

○参加費 1000円/予約不要

○定員 なし

○お申し込み
「上町台地.cotocoto」
http://uemachi.cotocoto.jp/event/45256
應典院寺町倶楽部
FAX(06-6770-3147)、電話(06-6771-7641)

fence works「プレイバックシアター」


8月に應典院で開催した「それぞれの人生をプレイバック(再生)」する身体表現の場、第2弾。ワークショップと劇団フェンスによるパフォーマンス、そしてトークです。ファシリテーターはPTProduceの橋本久仁彦さん。2日目からダンサーの黒子沙菜恵さんが加わります。橋本さんとのトークゲストは秋田光彦大蓮寺住職(25日)、黒子沙菜恵さん(26日)らの日替わり。

○日時 1月25日(火) 10:30~18:30
    1月26日(水) 10:30~17:30

○会場 應典院
    大阪市天王寺区下寺町1-1-27
    電話06-6771-7641
 *地下鉄谷町9丁目から西へ、日本橋駅から東へ徒歩7分。

○参加費 1日のみ5000円・2日通し9000円(予約優先)

○定員 なし

○お申し込み
「上町台地.cotocoto」(http://uemachi.cotocoto.jp/event/45250
應典院寺町倶楽部
FAX(06-6770-3147)、電話(06-6771-7641)

おとな(へ)のスイッチ〜もうひとつの成人式


未成年を脱するモードチェンジの大きな節目である「成人式」。でも、いま行われている成人式では、その節目を実感し、「おとな」への移行について、自分の考えを深めることは難しいでしょう。そもそも「おとな」になるとは?「おとな」としての自分は何を大切にして、生きていくのか...。こうした問いかけを巡って語りあうワークショップを実施。ファシリテーターはシチズンシップ共育企画の川中大輔さんと鈴木陵さん。

○日時 1月24日(月) 18:30〜21:30

○会場 應典院
    大阪市天王寺区下寺町1-1-27
    電話06-6771-7641
 *地下鉄谷町9丁目から西へ、日本橋駅から東へ徒歩7分。

○参加費 500円/予約優先


○定員 なし

○お申し込み
「上町台地.cotocoto」
http://uemachi.cotocoto.jp/event/45260
應典院寺町倶楽部
FAX(06-6770-3147)、電話(06-6771-7641)