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大切な人のことを想う時間「グリーフタイム」

1月30日14:30〜應典院研修室Bで行われた「グリーフタイム~大切な人やものを失った方へ~」に参加してきました。入ってすぐに、音楽が漂って聞こえてきて、受付でワークシートを受け取ります。そこには、「大切な人との、大切な時間」をつくるためのいくつかの方法が書いてあり、その中から一つを選びます。

絵で表現したり、ねんどをつかったり、さまざまな方法の中で、私は手紙を書く事にしました。昔は手紙を書く週間があったもののここ最近すっかり遠のいている私にとって新鮮でした。大切な人へ手紙を書いて下さい、失った人へ、ではなくて大切な人というのが、自然に失った人も今まだ生きている人も同じようにイメージすることができました。思いついた2人と最後に自分に手紙を書きました。

自然に耳に入ってくる音楽が、手紙を書くのに集中させてくれて、あっというまに書き終えました。手紙を書くと自分がこれまで慌ただしく過ごしていた時間が止まって、頭の隅っこに置いてたふわふわしてたものが一瞬カタチになって心が落ち着きます。こういう時間はたまに電車にのってどこかに旅に出たり、喫茶店でぼんやりしている時間に似てる。

喫茶店だと空間と自分にギャップがあるけど、お寺ならではの時間な気がします。
失った人…と気を構えずにすごく自然な流れで、是非機会があったら立ち寄ってみて下さい。



(事務局:蛇谷りえ)

グリーフタイム>齊藤由華さんのレポート

コモンズフェスタ2009/2010「U35の実力」、モニターレポートシリーズ、今回は「グリーフタイム」にご参加いただいた、齊藤由華さんに寄せて頂きました。



死別の悲しみが今目の前にあったわけではなく、なかなか感じられなかった部分も多かったと思います。
ただ気付いたのは、私は焦っているんだな、ということでした。
失ってしまったもの、見えないもの、空いた穴を埋めようとして、何とか前に進もうとして、焦っていること。
ゆっくりと落ち着いた空間の中で、見つけられたことです。
グリーフタイムとは、そういうもののような気がします。
死別の悲しみの中で、喪失志向と回復志向というものがあると資料にありましたが、どちらにしても、落ち着くことで自分の様子が見えてきます。
見えてくることで受け入れることもできるでしょう。
改善はまだまだ先でも、自分を見付けて受け入れることができれば、心は穏やかに居られます。
そういったことが、忙しい日常では出来ないことが多いと思います。
立ち止まってみるのも大切なこと。
それが出来る時間だったので、参加できてよかったと思いました。
そして、定期的に開催していただけるみたいなので、これからこの時間が必要なときのために、この場を知れてよかったです。

齊藤由華

グリーフタイム>荒谷直美さんのレポート

コモンズフェスタ2009/2010「U35の実力」、モニターレポートシリーズ、今回は9月から應典院で開催されている「グリーフタイム」について、以前より参加されている荒谷直美さんに寄せて頂きました。




私にとりまして、グリーフタイムの‘空間と時間’は今とても心地よいものになりつつある
というのが一番はじめに浮かんだ率直な気持ちです。
日常の中で、亡き母のことを思い出し、どうしようもないほど会いたくて、
でも会うことはできない虚しさ、悲しさ、寂しさのあまり、ただひとり泣いたりすることが今でも
しばしばあります。このような自分自身のどうしようもない気持ちを逃がせる場、受け皿として
グリーフタイムはとても意義があるのではないかという気がしています。
とくに、カウンセリングを受けるという形式をとらず、静かに思い思いのまま時間を
すごすということが、かえって日常の自分ともうひとりの自分との対話ができるような気がして、
落ちついた気持ちで少しはなれたところから、自分を見直せる感じがするのかもしれません。
そして、何をしてもどうであっても自分を受け入れてもられるという安心感があの空間にはあるような
気がします。
そこがあの空間に足を運ぶことに心地良さを感じられる要因なのだ思います。
私は母を亡くして、4年半になりますが、辛い気持ちや喪失感を一人でで抱え込み、悩んでいた時期が
長くありましたので、もっと早くこのような機会に出逢えていたらとつくづく思います。
自分のきもちはすべてそのままでいいと認められ、受け入れられることはとても大切であり、
自分に向き合えたときに大きなひとつの山を乗り越えられる気がしています。
このような意味でも、グリーフタイムがより多くの人に広まり、心に安らぎを取り戻せるものとなることを願っています。

荒谷直美
(奈良女子大学大学院 博士課程 人間文化研究科)

グリーフタイム~大切な人やものを失った方へ~



グリーフとは悲しみ。
このワークショップでは、大切な人やものを失い、変化した自分の人生を見つめます。
誰かによるカウンセリングではなく、大切な人やものを失った経験に向き合い、
あなたらしく生きていくことを考える場です。
ファシリテーター:宮原俊也(グリーフタイム事務局代表)
         尾角光美(Live on 代表)
○日時 1月30日(土) 14:00~17:30
(受付は終了30分前まで・受付時間内であれば随時参加受付)
○参加費 500円
○定員 30名
○お申し込みサイト「上町台地.cotocoto」
http://uemachi.cotocoto.jp/event/36420
※上記リンク先の右側にある「参加申し込みはこちらから」よりお申し込み下さい。