死別の悲しみが今目の前にあったわけではなく、なかなか感じられなかった部分も多かったと思います。
ただ気付いたのは、私は焦っているんだな、ということでした。
失ってしまったもの、見えないもの、空いた穴を埋めようとして、何とか前に進もうとして、焦っていること。
ゆっくりと落ち着いた空間の中で、見つけられたことです。
グリーフタイムとは、そういうもののような気がします。
死別の悲しみの中で、喪失志向と回復志向というものがあると資料にありましたが、どちらにしても、落ち着くことで自分の様子が見えてきます。
見えてくることで受け入れることもできるでしょう。
改善はまだまだ先でも、自分を見付けて受け入れることができれば、心は穏やかに居られます。
そういったことが、忙しい日常では出来ないことが多いと思います。
立ち止まってみるのも大切なこと。
それが出来る時間だったので、参加できてよかったと思いました。
そして、定期的に開催していただけるみたいなので、これからこの時間が必要なときのために、この場を知れてよかったです。
齊藤由華
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