世代は20代~70代くらいまでと幅広く、14名の参加者のうち3名(私を含め)の男性参加者もおられました。
まず最初に自己紹介からはじめ、そして月経にまつわる映像作品を鑑賞します。映像は中高生向けに作られた教育ビデオで、ちょうど月経が始まった年頃の女性と人生の大先輩の女性をモデルとした2体の人形がナレーションをし、間に実写の取材映像が挿入されるといった構成でした。
作品を観た後は、皆で意見交換です。
男性の参加者の方から、生理用品の歴史的変遷に驚く声、自らの月経にまつわる体験がざっくばらんに語られつつ、「男女がこういった映像を一緒に見る場を持つ事が重要。男性が女性に対して当たり前のように気遣うシステムが生まれる」や「“慣習としてのお赤飯”に反発を感じた」などいった非常に社会制度的な意見も交わされました。
またこの作品を中高生に観せる上で、どの辺りを改善したらいいかという議論もかわされ、「男性にも取材をした方がいいのでは?」「もっと同世代(10代)の子も出すべき」「こういう我々が喋っているような座談会の様子も映像に入れるべきでは?」など、積極的なアドバイスがどんどん出てくる様子に、参加されていた制作者の方々もとても喜んでいたようです。
月経というテーマを介して、社会に当たり前のように流通している価値観を問い直す、非常に貴重な時間だったと思います。
決して堅苦しくなく、本当にカジュアルに話せる場づくりがされているので、皆さんも是非お気軽に参加してみてください。(W,A)
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