ミニ☆シティ24日の動き

1月24日(日)、ミニ☆シティ2日目です。

まず大人ボランティアの人たちとの前日の振り返りからはじまり、子どもたちの各店舗の修繕をして、いよいよスタートします。

店舗は花屋、塗装屋、プラネタリウム、ライブステージといった一般的(!? とはいえかなり独創的でしたが)なものから、ダイビングサービスも兼ねた釣りぼり屋(ミニ川が舞台!)から、たこやきランド、野球のルールでボーリングができる広場、相談屋、絵本の読み聞かせ屋までなかなか大人の社会では発想できないような様々なお商売が展開されました。

子どもたちは働いてはスマイル銀行でスマイルをもらい、お互いの店をはしごします。市長はスマイルを発行する権限を持っており、また市民のありとあらゆる相談にこまめに愚直なまでに対応していくなかなかのジェネラリストっぷり(笑)を発揮されてました。大人の方の街見学への対応など大忙しの市長でしたね。

街の仕組みとしては、市民が街で働き、市長がうなずき、銀行がお金を出し、市民が遊び、お金なくなればまた働き…といったサイクルだったのですが、できれば子どもたちの独創性をこのシステムの部分に活かすことができればもっと素晴らしい場になっただろうと思いました。医療はどうする?治安は?教育は?市長以外に政治を動かす人は?などなど。お商売以外の仕事の在り方や、かならずしもお金はなくとも楽しめる過ごし方や、また時間の流れ(歳をとるとか季節が変わるとか)があっても面白いだろうなぁと思いました。そこには絶妙な大人のアシストが必要になってくるかもしれませんね。

とは言え、事前にミーティングに参加してきた子ども達と、当日参加した子ども達が分け隔てなく交わり、また大人も同様に“大人としての立場”ではなく子どもたちとクリエイティブに楽しんでいたことは間違いなく、非常に気持ちのいい場でした。

また一方、應典院がこういった形で活用されたことも、地域に開かれたお寺としての可能性がより一層増した証拠だと思います。

関わってくださった皆さん、そしてディレクターの二葉さん蛇谷さん、本当にお疲れさまでした!(W.A)

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